りんご

　昨日、今日とで観劇して参りました。
　どちらも昼公演で、昨日はゾロ・ザ・制作発表にモロ被り（涙）。
　いえ、自分で選んだ日だったら 「希望したのは自分だしね」って思えますけど、流石に勝手に振り返られた日だったので 「申し込めないやんけ～！」 とちょっとだけガッカリだったのです。
　↑ そこはまぁファンなので・・・(^_^;)

　とはいえ、りんごはりんごで凄く楽しみにしていたので、ドキドキわくわくでした☆ ← 初めての劇場という意味でもドキドキでした（爆）

　昨日は東京駅でお昼を食べてから向かったんですが、食べる時間も予定より早く、東京駅からも迷わず迎えたので時間が余りまくりまして。
　珍しくパンフをチラっと読んでからの観劇でした。
（普段は2回以上観れる場合はネタバレ無しで観るので）

　お芝居も良かったんですが、セットとか転換が凄かったです。

　そして今日は、まぁくんとイノさんと同じ空気が吸えました。
　二幕の直前に階段から降りてくるまぁくんと席に着くイノさんを、お芝居後はまぁくんの後ろ姿を運良く拝めました。
　席が前の方だったのもあって、あんまり後ろを向くのもアレだし・・・と 「今だけすみません」 というカンジで向かせて頂きました。
　結果、イノさんは爽恵のみ、お芝居後の後姿は織瀬のみ・・・といったカンジでした。
　トニセン勢揃いな日に入れて幸せでした☆


　行きに地元でオリスタを買って行ったんですが、ファミクラの受付のところでフライヤーもゲット出来て丁度良く挟めて良かったです^^
　↑ 昨日は分からず貰えなかったのです

　ストーリー、キャスティング、凄く良かったです。
　特に、サトエリが津軽弁のカンジも良いなぁって思いましたし、何より声が凄かったです。
　声質も通る系ではあると思いますが、それでもあの声量は凄い。
　あの細い体からあれだけ響く声を出してるのがホントに凄かったです。

　公美ちゃん役の神崎れなちゃんも、パンフで 「まだ単に台詞を言ってるだけ・・・」 というような事が載っていたんですが、全然言ってるだけじゃないです。
　まだ高校生なのにこれだけお芝居をしっかり捉えてるっていうのが凄いなぁと。

　後は凄く細かい部分も丁寧に作っているのが印象的でした。
　お家のシーンなんかはテレビが置いてあった所にラジオが置かれていたり（理由は謎ですが・・・）。
　正面左あたりのねぷた祭のポスターが貼られている場所などはポスターの前や後はカレンダーで、しかも年や季節が変わる度にちゃんとカレンダーも変わっているんですよね。
　押し入れの戸が開いていたり閉まっていたり、物の配置だったりも細かく見たらもっと沢山拘って配置しているんじゃないかな、と思います。← 役者さん中心に観てしまったのであまり気付けてないですが（汗）

　セットごと後ろに下がって変える時もあれば、暗転中に誰かが変えていたりもして。
　でもそういう所に拘るからこそリアリティが出るんですよね。


　長野くんに関しては・・・正直、津軽弁に関しては胡散臭いカンジがしたかな、と。
　台詞アタマと語尾は方言のリズムでも間の台詞や単語に方言のリズムが無いカンジで。
　もしかしたら態となのかもしれないですが（出稼ぎとか行ってますし）、何となく勿体ない感じに聞こえました。

　後は椎の樹に縋るシーンは・・・難しいですね。
　9日に観た時は樹が揺れ過ぎ（セット感が出てしまう）と感じたんですけれども。
　10日に観た時は左手で揺れ過ぎないように支えている事に気がつきまして。
　力いっぱいぶつかる演技でセットっぽさを出さないって舞台だと本当に難しいですね。
　あの姿を見ていると 「健闘してる」って思えるんですが、それでもリアルな樹だったらそこまで揺れないかな・・・とも思えるので・・・。
　観て言うのは簡単なんですけどね(^_^;)
　実際に演るのは凄く大変だと思います。

　それ以外は可愛かったり、面白かったり、バイクに乗ってたり・・・と素敵な博さんを堪能させて頂きました☆