NML

　映画を観ました。

　･･････映画を観てから舞台観なくて良かった（笑）。

　やっぱり、4人芝居であれは難しいな。

　てゆーか、映画のチキとニノが巧過ぎるんだよ。
　で、ドキュメンタリーを観ているようなリアルさが凄い。
　コレ観ちゃうとね、ちょっとアレかな～という部分がね･･･（苦笑）。

　ストーリーや演出は4人仕様に巧く纏めていると思うんだけど。
　キャラがな･･･。

　以下はネタバレ入るので、続きに下げておきます～

　いや、あの舞台観て、「ジェーンってジャーナリストじゃなかったっけ？」って思ってたんだけど、やっぱそうだったのね。
　それを思うと、ちょっと無理があるかな･･････。
　いや、原作知らずに見ててもちょっとムリがあるカンジはしてたけど。
　あの舞台のジェーンは悪くはないんですよ。
　ただ、ジェーンじゃなく、別の名前にするべきだったな、とは思う。ミシェルとかね。
　そもそも温子さんの起用がジャーナリスト・ジェーンのイメージだったんだろうなっていうのが見えたのがイタい。
　ジャーナリスト一人が乗り込んでいくのが無理で、結局国連軍にしてしまったってのがアリアリで、そこがちょっと残念なカンジ。
　ただラストのツェラとジェーンのシーンは凄く良かったと思うので、そういう意味では健闘してたと思う。

　後は･･･ニノ。
　ニノは映画のままのキャラで良かったのでは･･･と思う。
　上司を出すのは色んなイミでムリでも、もうちょっと戦争慣れしてないキャラのままでよかったのでは、と思う。
　内田くんなら出来そうなカンジだし。

　その2点が勿体無かったな、と思う。


　流石にあれだけの賞を取った映画でした。
　凄い。

　ただ、それでも。
　あの舞台は好きです。
　思った通り、映画の核になる部分はしっかり継いで描かれている。
　でもって、鈴勝さんの描き方は凄いです。